「1週間分のヤクルト1000が飲める」アイテムが話題 ゲットする”条件”があった…
ネットで話題の「ヤクルト1000」7本パック。「正体」を本社に聞いてみると…。
■ヤクルト本社に聞くと
この7本パックは最近新発売された…というわけではないみたい。「宅配の『Yakult(ヤクルト)1000』は2019年10月に関東1都6県の地域限定で販売しています。この時から7本パックを販売しており、21年4月より全国販売を開始しました」(ヤクルト本社 広報室)。
どうやら主に宅配ユーザーが飲むことができる商品だったようだ。たしかに、ネット上で同商品を飲んだとされる人の声をよく見ると、「実家に宅配してる」「会社のヤクルトレディから買った」という人が多かった。
先述した増産のおかげで、1年前に全国販売された商品を最近になって飲めるようになったのかもしれない。前出のヤクルト本社は改めて、一連の「ヤクルト1000ブーム」について語る。
「『Yakult(ヤクルト)1000』は大変ご好評をいただいており、22年4月から6月の実績で1日あたり約157万本(前年比130.2%)となっています。短期間で多くのご注文をいただいたことで、品薄状態が続いています。現在もインターネットのヤクルトレディのお届け注文サービス『ヤクルト届けてネット』での新規のご注文を休止しております」(前出・ヤクルト本社 広報室)。
関連記事:「ヤクルト1000」がスーパー、コンビニの棚に… ”復活”の理由を本社に聞いた
■買うためには「条件」が…
コンビニやスーパーで売られている「Y1000」の7本パックはないのだろうか。「店頭用のものに7本パックはありません。『Y1000』は単品と6本パックで販売しています」(前出・ヤクルト本社 広報室)。
ちなみに、記者は以前売り切れ状態が続いていた『Y1000』6本パックを買うために、開店30分前のスーパーに並ぶなどゲットするまで苦労した記憶がある…。お店では入手できず、新規の注文も休止中となると、かねてからヤクルトを宅配している人の「特権」かもしれない。
この商品は税込み982円となっている。かねてからヤクルトの宅配を利用していてまだ飲んでいない人は、試してみてもいいかもしれない。
・合わせて読みたい→ヤクルト1000入手困難な「本当の理由」に愕然 そんな事態になっていたとは…
(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)