男子中学生が7階バルコニーから転落死 天体観測しようと身を乗り出したか

バルコニーの手すりの安全性に問題がないことは、警察も確認済みだ。

2022/08/14 05:15

星空

怖いもの知らずの乳幼児や冒険心が強い少年期の子供は、視界に入った何かに魅了されると、瞬時にバルコニーや窓から身を乗り出してしまうことがある。イギリスのある少年の悲劇の話題を、『Leicester Mercury News』『The Sun』などが報じている。



 

■口から血を流した少年の遺体

今年3月19日の午後9時すぎ、ロンドン東部のニューアムにあるマンション1階の地面で、1人の少年が口から血を流し倒れているところを発見された。

少年は、そのマンションで祖父母と暮らしていたマーセル・ブルーチャルくん(14)。救急車が到着するもすでに心肺停止状態で、ザ・ロイヤル・ロンドン病院への到着を待たずに死亡が確認された。


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■司法解剖を経て…

警察は事件、事故、自殺などの可能性を考えたが、マーセルくんが自殺を考えていたといった話は皆無で、事件か事故かに絞って捜査が行われた。だが、決め手となるような証拠は得られなかった。

そしてこのたび、死因審問がロンドンのポプラー検死官裁判所で開かれ、検死にあたった医師が法廷で司法解剖の結果を発表し、見解を述べた。

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■天体観測が大好きだった少年
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