40代女が偽の救急通報し嘘を繰り返す 猛省も虚しく実刑判決に
「自殺する」とも騒いだ女を、裁判官は許さなかった。
■「死にます」と通報
2021年10月に、女はまたしても通報。「死ぬつもりなんです」と話しスタッフを慌てさせたが、精神状態を確認したところ問題はないことが判明。それどころか女は大量の酒を飲んでおり、酔った状態で通報していたことが明らかになった。
女の通報により無駄になった時間は、なんと数十時間。当局はこれを重くみて、女の逮捕に踏み切った。裁判官は、「ばかばかしい話で、スタッフの時間を無駄にした」「実際に助けを必要とする多くの人たちに大変な迷惑をかけた」と女を厳しく批判した。
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■重い判決
弁護士は女につらい過去があること、そして十分に反省していることも主張したが、裁判官は「その年なら、救急隊の苦労も理解できるでしょう」と女を批判。懲役2年の実刑判決を言い渡した。
意外に重い判決をくだされた女は「すみません」と謝罪し、「もうしません」「約束します」などと口走ったと報じられている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)