ビーガン活動家が高級デパートで牛乳垂れ流し 「金持ちの主張」と揶揄される
衣服や床についた牛乳の臭いは、なかなか取れるものではないだろう…。
■「貧しい人のために使え」の声
この動画は広く拡散され、「これは完全に犯罪行為だ」「食べ物を無駄にして貧困層を苦しめ、床を汚して清掃員に迷惑をかけ、暴動を起こして警備員に手間をかけさせている」「ひどすぎる。こんな方法で地球を救えるはずがない」と、多くの批判コメントが寄せられている。
アメリカの俳優であるトラヴィス・ウェスターも反応し、「食べ物で注意を引きたいなら、今度はそれを貧しい人々のために使うことをすすめる」と戒めた。
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■「金持ちの主張」と揶揄する人々
アニマル・レべリオンは、過去にもさまざまスーパーマーケットの乳製品の売り場の前で、集団になって座り込むなどの騒ぎを起こしたことがある。
欧米では日本に比べてビーガンの数が多く、肉や卵を使わない料理を提供するレストランも豊富に存在する。しかしながら、野菜や大豆ミートを食べる生活は、通常の食生活に比べてコストがかかることから、「ビーガンは金持ちの主張」と揶揄されることもある。
今回のアニマル・レべリオンの暴動でも、牛乳を無駄にしたことで貧困層を引き合いに出して非難する人が多く見られ、ビーガンとそうでない人々の溝がより深まってしまったと言えるだろう。