愚痴を話せばカップルの親密度アップする調査結果 「聞きたくない」と反論多数
ストレスがたまると愚痴のひとつもこぼしたくなるが、言い過ぎは厳禁のようだ。
ある調査で、日常生活の愚痴をパートナーと共有することによって仲の良さが増すことが判明したが、多くの人が結果に疑問を呈している。ドイツの研究者によって執筆された論文を、『Daily Mail Online』や『the british psychological society』などの海外メディアがまとめた。
■100組のカップルに調査
ドイツのイェーナ大学の研究者たちが、ベルリンに住む100組の異性カップルに対してある調査を行った。100組のカップルのうち、半分は20代、残りは70代の人々だ。
カップルたちはまず、最近「とても嫌なこと」を経験したかどうか、そしてそのことをパートナーに話したかどうかを訊ねられた。その後、その時点でパートナーに対して抱く親密度を評価し、この作業を1日に6回、15日間続けたという。
続いてその2年半後、再び同じカップルたちに同じ作業を15日間続けてもらい、調査は終了した。
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■愚痴の共有で親密度アップ
この調査の結果、カップルたちは嫌な出来事について話したり聞いたりした後に、パートナーにより親近感を覚えたと回答したことが判明した。
長期的に見ても、日常の愚痴を定期的に話し合うカップルのほうが、全く愚痴を話さないカップルより、2年半たっても親密である割合が高いようだ。また、特に男性のほうが、恋人に愚痴をこぼした後に、ネガティブな気分が軽減されることも分かった。