「あのモード」を選択することで… 夜、快適に眠れる”エアコン活用術”
寝苦しい夜が続いている。熱帯夜を乗り切るにはエアコンを使う際の「ひと工夫」が重要で…。
連日、全国各地で35℃を超える猛暑日を記録している。家の中でエアコンを付けないと耐えられないほど暑いが、最近は夜も冷房なしだと厳しい日が多い。
就寝時のエアコンは喉が痛くなったり、身体が怠くなるなどマイナスなイメージが強いが、夜、快適に過ごす秘訣があって…。
■熱帯夜になる地域も
14日、徳島県美馬市で37.6℃、大分県豊後大野市の犬飼で36.8℃、宮崎空港では36.6℃を記録。東京都心でも33℃で湿度60%前後と不快な暑さに見舞われた。
日中だけでなく、同日夜の広島市は29℃と夜でも30℃近くになる地域もある。熱中症対策のため夜のエアコン使用が呼びかけられているが、就寝時に冷房を付けるのに抵抗がある人も多いのではないか。
記者も大の暑がりで寝る時もエアコンを付けているが、朝起きると喉が痛かったり、身体が怠くなったり、お腹が痛くなるなど体調が悪くなりがちだ。
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■「部屋の温度が28℃になるように」
寝苦しい夜、快適にエアコンを使うにはどうすればいいのだろうか。エアコンでおなじみのダイキン工業株式会社に話を聞いた。
エアコンの温度は28℃を推奨されることが多いが、実際に使いながら変えることも大切だという。「設定温度を28℃にするのではなく、部屋の温度が28℃になることを意識してください。エアコンは28℃にするとその温度になるよう運転しますが、間取りによっては部屋全体を冷やすことができないこともあります。使ってみて暑いと感じたら、27℃にするなどして調整しましょう」 (ダイキン工業 担当者)。