ひろゆき氏、カルト団体を取り締まる法整備に疑問 「立法うんぬんより…」
ひろゆき氏が、新たな法律が検討される流れに疑問を示す。対応については文科省の調査権限の行使が必要だとした。
2ちゃんねるの開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が19日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。カルト団体を取り締まるための法整備を検討する流れに疑問を示した。
■法整備の検討が始まる
連日の報道で、旧統一教会の信者への悪徳行為が明るみになり、野党は反社会的団体を取り締まるための法整備を検討し始めた。「精神の不安定化を導く」「法外な金銭要求」等を基準に団体を取り締まる、フランスの“反セクト法”が参考とされている。
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■ひろゆき氏は疑問
ひろゆき氏はこの法整備の流れを受けて、「立法うんぬんより前にまず捜査しようぜ、っていう話で」と、先に旧統一教会を捜査することが必要だと指摘。
「なぜか今立法の話とか、宗教との政教分離の話とか、全然違うややこしい話にしてうやむやにしようとしているんじゃないかなと思うんですけど」と続け、新たに法律をつくることに対して疑問を示した。
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■文科省の権限で十分
番組MCから、新たな法律の必要性について問われ、「文科省の調査権限だけで十分できるので、そこでまずやればいいんじゃないの、と思ってますけど」と発言。文部科学省が持っている調査権限を行使することで、旧統一教会の問題に対応できるという私見を述べた。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)