鈴木亮平主演『TOKYO MER』 コンテントアジア賞2022で最優秀賞を受賞
昨年7月期の日曜劇場『TOKYO MER』。ベストアジアドラマ部門最優秀賞に輝いた同作は、2023年に劇場版が公開される。
■審査員からも評価のコメントが
今回の受賞に審査員は「命を救う医師たちの物語は感動的で、MERチームが危機にどのように対応するかという細部へのこだわりと献身的な医師たちの演技に心を掴まれ、魅了された。とくに主役の鈴木亮平の演技が素晴らしい」と、鈴木の演技を賞賛。
続けて「救助のシーンがリアルで、医療の専門的な知識や詳細な情報を元に制作されたことが伝わってきた」と、専門知識に裏打ちされた脚本についても語った。
さらに「とくに医療ドラマのファンでない人でも、年齢や性別に関係なく楽しめるドラマとなっている」と、リアリティにこだわった演出、俳優陣の演技などを総合的に評価したコメントが寄せられている。
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■2023年に劇場版が公開
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は2023年に劇場版が公開される。新たに豪華キャストを迎えた劇場版では、ドラマ版をはるかに上回る大規模なロケを敢行。
前代未聞の緊急事態が発生し、数千人の命が危険にさらされる中、果たして彼らはすべての患者の命を救うことができるのか。壮大なスケールで描かれる劇場版にも期待だ。
TBSテレビでは、制作部門と海外販売部門が連携して番組を制作しており、今回の受賞で、さらに新規番組フォ―マット開発と販売に弾みをつけることとなった。
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■「医療従事者の皆さんの勇気に…」
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』企画プロデュース・高橋正尚氏のコメントを紹介。
高橋氏:コロナという未知のウイルスに対して、自身の危険を顧みず、他の誰かのために立ち向かっておられた医療従事者の皆さんの勇気に感動し、エンターテインメントという形でエールを送らせていただけたら…と思ったことが企画のきっかけでした。
脚本の黒岩勉さん、主演の鈴木亮平さんをはじめ、スタッフ・キャスト全員が同じ思いで制作に臨んでくださったおかげで、多くのご支持を頂戴し、来年には劇場版としてスクリーンでご覧いただけることになりました。
さらにこのたび、このような権威ある賞をいただくことができ、本当に光栄です! 今も世界のどこかで、誰かのために戦っておられる方が沢山いらっしゃると思います。
今回の受賞をきっかけに、少しでも多くの方に「彼らを応援したい、自分も誰かのためにできることを考えたい」と思っていただけたら、これほどうれしいことはありません。
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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)