前田敦子、AKB卒業から10年のいま 業界内で評価される「ビジネススタンス」
ドラマ、映画、舞台と仕事が途切れない前田敦子。女優業が好調な理由とは…。
10月14日に公開される映画『もっと超越した所へ。』で前田敦子が主演を務める。前田は2012年にAKB48を卒業。
アイドル卒業から10年経った今、ドラマ・映画・舞台に多数出演するなど、女優業が波に乗っている。女優業が好調なのには、「ある理由」が…。
■仕事が途切れない
前田はAKB48に入った2005年以降、グループの中心メンバーとして活躍。12年に卒業するまでほぼすべての楽曲でセンターを務めたことから「不動のセンター」と称された。
卒業後は女優業に重点を置いている。20年末には事務所を独立し、21年には勝地涼と離婚するなどここ数年は人生において大きな「転機」も経験しているが、その後も前田の仕事は順調だ。
あるテレビ局関係者が語る。「昨年は『劇場版 奥様は、取り扱い注意』や『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』など4本の映画に出演し、舞台『フェイクスピア』に出ました。今年は連続ドラマ『逃亡医F』(日本テレビ系)やHuluの配信ドラマ『あなたに聴かせたい歌があるんだ』などに出演し、9月13日から上演されるミュージカル『夜の女たち』への出演も決まっています」(テレビ局関係者)。10月には主演映画もあり、仕事が途切れない。
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■「主演にこだわらない」
前出のテレビ局関係者は前田の仕事に対する姿勢をこう評する。「主演やヒロインにこだわっていないことも大きいのでしょう。小さな劇場で公開される映画や単発ドラマのオファーであっても、きちんと話を聞いて仕事を受けている印象です。一時期、彼女の演技力を批判する声もありましたが、経験を積み重ねたことでここ数年は業界内での見方も変わってきています。主役でなくても、ちょっとした表情や細かい所作で評価されている作品も多いんですよ」(前出・テレビ局関係者)。
「センター」でなくても女優として高く評価されていることだ。