杉村太蔵、旧統一教会信者の扱いをめぐり懸念 「差別の助長になるのでは」
宗教法人という現在の認定では、旧統一教会信者を排除するのは難しい? 杉村太蔵が自身の考えを述べ…。
4日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、元自民党議員の杉村太蔵がレギュラー出演。旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の信者に対する扱いをめぐり、「差別の助長になるのでは」などと懸念を示した。
■教団との関係を断ち切ると宣言するも…
岸田文雄首相は8月31日、旧統一教会について「党の基本方針として、関係を断つよう所属国会議員に徹底する」と官邸の記者会見で発言。
番組でこれが取り上げられると、デーブ・スペクターは「韓国に本部持ってて、内政干渉に触れてる場合が多いと思う」「解散命令に持っていかないのはあまりにも納得いかない」と指摘し、杉村もこれに同調する。
続けて杉村は、「なぜ関係を断つのかって言ったら、反社会的な行動が明らかになったと。それはそれで話わかりますよ? じゃあ踏み込んで、岸田政権としてはこの団体を宗教法人と認め続けるんですか? と」と指摘した。
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■国の公式見解を求める
さらに、「岸田さんにやってほしいのは、文部科学大臣に、この団体が宗教法人に適性なのか適性じゃないのか、そこをまずチェックしてくれと。そこの議論をしっかりやらないと」と述べ、教団に対する公式見解を求める杉村。
そしてここで、旧統一教会の問題を長年取材してきたジャーナリスト・鈴木エイト氏に「エイトさんの立場からすると、『職員で統一教会いるだろ?』と言われるんですけど…」と、信者が自民党議員の選挙スタッフになっている点に触れ始めた。