マスク社会で日焼け止めに”異変” 「リモートあるある」で変わった使う理由

コロナ禍で日焼け止めを使う目的は「紫外線から守る」だけではなくなっていて…。

2022/09/06 04:15


 

■ウェブ会議で経験する「あるある」

前出の資生堂 グローバル広報部は続ける。「昨今、テレワークや在宅時間の増加なども影響し、自分自身の肌を見る機会が増え、これまで以上に素肌やスキンケアに対する意識が大きく高まっています。これまでの『サンケアは紫外線から肌を守る』という概念から『サンケアしながら肌を美しくしたい』というニーズへ変化しています」。

資生堂

リモート会議等でウェブカメラに映った自分の顔を見て、ふと「あれ、なんかシミ増えたな…」と思った人もいるだろう。そうしたニーズの変化に対応し、資生堂は今年2月にUVカットやスキンケア効果、トーンアップ効果を持ち合わせた日焼け止めブランド「アネッサ」の新商品を発売している。

また、紫外線をカットしながら太陽の光を美容効果のある光に変換するという革新的技術を搭載した新商品「アネッサ デイセラム」も発売中だ。


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■2年間での変化は…

コロナ前に比べたら日焼け止めをあまり塗らなくなった人もいるかもしれない。ただ、ウェブ会議のカメラ等で自分の顔を見つめる機会が増えたことで芽生えた肌に対する意識の高まりは、この2年間での大きな変化と言えるだろう。

これは記者の主観だが普通に鏡で自分の顔を見るよりも、ウェブカメラ越しに見るほうが顔の気になる部分に気付きやすいと思う。(記者の場合、リモート会議をするたびに顔の大きさを痛感している…)

ニーズの変化によって、今までになかった日焼け止め商品が生まれるかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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