36時間かけてハイカーに助けを求めた忠犬 谷底に滑落したご主人のため…
愛犬はやっとハイカーを見つけると、吠える声のトーンと表情でご主人の非常事態を伝えた。
■36時間後にハイカーを連れて戻る
ご主人の顔に冷たい鼻を当て、寄り添うなどしてみたが、まったく動くことができない様子に、スキはすぐさまそこを去っていった。誰かに助けを求めるためだった。
そして36時間後、スキはハイカーを連れて戻って来た。トム・ワイクスさん(57)と家族はスキの落ち着かない様子に、何かを必死に訴えようとしていることを感じ取ったという。
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■「この子は命の恩人」
マーティンさんを見たワイクスさんは、ただちに国立公園に救助隊の出動を要請。肩や鎖骨の骨折も確認されたマーティンさんは、搬送先の病院で治療を受け1ヶ月ほど入院。このほどやっと退院し、スキを抱きしめることができた。
36時間も助けを求めてさまよい、ついにワイクスさん一家を見つけたとき、吠える声のトーンと表情でご主人の非常事態を伝えたスキ。マーティンさんは「スキは命の恩人。この子がいなければ私は死んでいました。感謝の気持ちでいっぱいです」と語っている。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)