コロナ禍で娘と家に引きこもった高齢女性が死亡 腐敗が進んだ状態で発見
静かな家の前に、荷物がズラリ。居間には遺体が転がっていた。
新型コロナウイルスへの感染を予防するため家にこもり、それっきりに…。高齢の女性が自宅で亡くなっていたこと、また娘が1年も遺体のそばで暮らしていたことを、『The Daily Star』など海外のメディアが伝えた。
■警察に寄せられた情報
8月23日のこと、アメリカ・カリフォルニア州で暮らす人物が警察に通報。「近くの家のポーチに大量の荷物が置かれたまま放置されている」「住人の様子を見てあげてほしい」と伝えた。
この時点で、家の前には、20~30個もの箱がズラリと置かれて放置されていたとのこと。ドアベルを何度鳴らしても誰も出てこなかったといい、近隣住民たちも「どうしたんだろう」と不思議に思っていたようだ。
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■居間に転がっていた遺体
これを受けて急行した警察官たちが家に立ち入り、居間で死亡している女性(80)の遺体を発見した。
寝室にはやはり女性がいたため、警察官が声をかけて話を聞いたところ、亡くなっている女性について「私の母親です」などと説明した。