小池都知事、コロナ感染時の療養期間の見直しを説明 さらに後遺症についても…
小池都知事が定例会見を実施。コロナ後遺症に悩む人に向けた医療機関について説明した。
9日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。コロナ感染時の療養期間の見直しと、後遺症について言及した。
■療養期間の見直し
会見中に新型コロナウイルスについて触れた小池都知事。1日に発表された新規感染者数の7日間平均(東京都、以下同)が約15,051人だったのに対して、8日の感染者は10,640人、7日間平均でも約10,800人と減少傾向にある。
7日から新型コロナウイルス感染者の療養期間の見直しが行われ、症状がある場合は10日間から7日間、無症状の場合は7日間から5日間に短縮となった。症状がある場合は、10日経過まではマスクの着用と人混み回避、高齢者との面会自粛など、自主的な感染予防行動の徹底が求められる。
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■コロナ後遺症の医療機関はHPで公表
新型コロナウイルスに感染後、後遺症に苦しむケースも多い。この点について小池都知事は、「東京都におきましては後遺症に対応している医療機関がどこなのかというのを(東京都の)HP上で公表しています」「スマホからも検索可能ですので、サイトを活用して医療機関への相談をしていただければと思います」と説明した。
また、後遺症のリーフレットも改訂し、HP上で公開している。
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■感染拡大を防ぐ3つの行動
9月に入り新規感染者は減少傾向にあるが、まだまだ高い水準を推移している。
これ以上増加させないためにも、「ワクチン、換気、マスク。これを実行していただいて、ご自身と大切な人を守っていくということで、引き続きのご協力をよろしくお願い申し上げます」と小池都知事は都民にアナウンスした。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)