『ラフ&ミュージック』が成功を収める理由とは さまざまな共演の形に注目
サプライズ多数のフジテレビらしい歌と笑いのお祭り番組の楽しみ方を解説する。
■昨年に続く松本と爆問の共演
また昨年番組を盛り上げたのは、松本と爆笑問題との共演であった。同関係にも確執があったわけだが、昨年同番組での共演からついに雪解け。
同番組2回目の共演となる今年は、松本と爆問はどのような絡みを見せるのか。これに対し松本はもう少し落ち着いた絡みを望んだようだが、太田光は去年を超えるような何かを望んだのかもしれない。 結果的に両者が噛み合わず、 太田が空回りするような結果になってしまったようだ。
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■11日にはASKAも出演
11日の同番組には、10日の生電話により、浜田、笑福亭鶴瓶、マツコ・デラックス、新庄剛志、上戸彩の出演が期待される。また当初から予定のアーティストに、浜崎あゆみやASKAなど。
ASKAの近年の地上波テレビの出演は、昨年のテレビ東京の音楽特番くらいに留まる。ASKAは、全盛期に活躍していた頃よりも歌唱力が伸びていると思われ、真に日本で一番歌が上手い男性歌手はASKAではないのか、と訴えたいくらいには、現状は過小評価されていると感じる。
■サプライズのダチョウ倶楽部
10日のラストでは、松本と現在同い年のダチョウ倶楽部の2人がサプライズで登場。ダチョウにより松本の誕生日が祝われるとともに、上島竜兵さんの追悼ともいうべきパフォーマンスが松本と行われた。11日にもサプライズがあるのだろうか。番組のさらなる成功を期待したい。
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(文/メディア評論家・宮室 信洋)