3歳の幼児も「この方法」ならクラクション鳴らせる 母の提唱した特訓法が話題に
幼い我が子が、バス内に置き去りにされてしまったら…。不安と心配に駆られた全国の保護者から様々な意見が上がっている。
静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」にて、同園に通う園児が送迎バスに置き去りにされ、熱射病で亡くなるという痛ましい事件が発生したのが5日のこと。
あまりにずさんな確認体制に批難や驚き、嘆きの声が多数上がっているが、多くの保護者は漠然と大きな「不安」を抱いていることだろう。ツイッター上では、とある母親の提唱した「我が子との訓練」に注目が集まっている。
■園児が持っているアレを使って…
今回注目したいのは、ツイッターユーザー・こよみさんが投稿した「拡散希望RTご協力お願いします」というハッシュタグの付けられた1件のツイート。
「バスの置き去り事故を踏まえて、年少の娘と緊急時に車のクラクションを鳴らす訓練しました」という書き出しから始まるツイートには、車のハンドルに搭載された「クラクション」部分に水筒を当てた写真が添えられており、こよみさんは「車のクラクションは子供の力では鳴らせないので、登園時持っている水筒を当てて立って体重をかければ娘の力でも鳴らせました。緊急時、周囲に異常を知らせることができます」と、訓練の内容を説明していたのだ。
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■「こういう特訓は大事」と話題に
前出の事件の内容を知った際、同じ年頃の子供を持つ保護者の多くが「幼稚園には任せておけない」「我が子のために何かできることをしてあげたい、教えたい」という思いに駆られたことだろう。
件のツイートはそうした不安で押し潰されそうな状態にあった保護者たちの注目を集めており、投稿からわずか数日で8万件以上ものRTを記録している。
他のツイッターユーザーからは「大人でもいざというときには体が動かないから、こういう特訓をしておくのは大事だと思う」「我が家でも子供と練習してみようと思います」といった反響の声が多数寄せられていた。
非常にシンプル且つ分かりやすい今回の特訓法だが…こうした指導を行なう際、我われ大人には「軽率にとってはいけない行動」があることも頭に入れておくべきだろう。