「レンタルなんもしない人」は夢の職業? 海外掲示板で意見が真っ二つに

海外SNSで「レンタルなんもしない人」が話題沸騰。孤独な日本社会を「あまりに寂しすぎる」と嘆く声も…。

2022/09/18 05:00

ベンチ・昼寝・読書

ツイッターで話題になったことがきっかけで書籍化され、テレビドラマにもなった「レンタルなんもしない人」こと森本祥司さん。彼の仕事が海外メディアで「夢の職業」として紹介された結果、SNSを中心に大きな議論を巻き起こしている。



 

■4年間「なんもしない」を続ける

「レンタルなんもしない人」の森本祥司さん(38)は、文字通り何もしないことを仕事にして、多くの話題を集めた人物だ。1件1万円の依頼料でクライアントに同行し、その場所にいる以外、基本的に何もしない。

森本さんのツイッターには現在25万のフォロワーがおり、過去4年間で4,000回以上の仕事をこなしている。その4分の1は、リピーターだという。


関連記事:森本稀哲氏、NHKを訪れ用意されていた部屋に驚き 「俺にピッタリやん」

 

■「役に立つ」必要はない

森本さんは仕事の内容について、「シーソーで遊びたいと思っている人と公園に行ったり、見送りを望んでいる人に電車の窓越しに手を振ること」だと紹介した。

また「多くの人は、私が『何もしないこと』で(他の人の)役に立つので価値があると考えていますが、実際には何もしなくても問題ありません。人は特定の方法で役に立つ必要はないんです」と語っている。

〈レンタルなんもしない人〉というサービスをはじめます。 スペックゼロでお金と仕事と人間関係をめぐって考えたこと【Amazonでチェック】

次ページ
■海外で広がる感心の声
SNS社会問題孤独レンタルなんもしない人翻訳記事森本祥司
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング