楽天カードマン、YouTubeの平和を守っていたと判明　「悲痛なSOS」に共感相次ぐ

■楽天カードマン誕生にそんな背景が…

YouTubeプレミアムの無料体験をはじめてみた話 pic.twitter.com/Lm9p9oz4xk

— 福田ナオ絵🌟書籍版発売中 (@fukku7010gmail1) September 6, 2022

2013年10月に初めて放送された「楽天カードマン」のCMは、「楽天カードのインパクトを最大化するにはどうしたらよいか」という構想を出発点としていたことが判明。

今回の取材に際し、楽天カード　広報担当者は「振り切った演出には『人ではなく仮想のヒーローが登場する方が効果的』という方向になり、『カードマン』という、クレジットカード業界では意表をついた演出でテレビCMを制作・放送することになりました」と説明する。

一度耳にしたら強烈に記憶に残る「楽天カードマ〜ン」の冒頭でお馴染みの同CMシリーズにはその後、様々なバリエーションが誕生していったのはご存知の通り。担当者は「ほぼ毎年、クリエイティブのアップデートをしております」とも補足していた。

そこで続いては、ネット上でネタにされている「楽天カードマンの弱点」について尋ねてみることに…。

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■楽天カードマン、信じてたぞ…！

アンパンマンは顔が濡れると力が出なかったりと、頼りになるヒーローたちにもどこか「弱点」になり得る箇所が存在するもので、ネット上では楽天カードマンの弱点は「規約違反」であると指摘されている。

楽天カードマンは2枚の楽天カードを連結させたサングラスのようなマスクで目元を隠しており、さらにベルトのバックルにも楽天カードを使用しているのだが、ネットユーザーの声を見ると、これらのカード番号が同じため「同一の楽天カードを複数所有できない」との規約に抵触してしまうというのだ。

そのためネット上ではしばしば「ガチで規約違反じゃん」「楽天カードマン、信じてたのに…」といった嘆きの声が定期的に上がっており、今回の取材ではこちらの指摘に関する楽天カード側の意向について尋ねてみることに。

すると広報担当者は、ユーザーらのツッコミに対して「楽天カードマンにご注目頂き、テレビCMなどを楽しんでご覧頂いておりますこと、大変嬉しく思います」と笑顔で答えつつ、「楽天カードはお一人で2枚お持ち頂くことができます。当然、カード番号は異なるものですが」「また、カードデザインもアップデートされており、楽天カードマンのカード番号が視聴者の皆様には見えないようになりました。このような変化もありますので、ぜひこれからも、楽天カードと楽天カードマンをご愛顧ください」と回答してくれたのだ。

確かに現行の楽天カードマンをよく見ると、「カード番号」や「有効期限」といった大切な情報を裏面に記載した最新のカードデザインを使用しており、もはや「楽天カードマンに配慮して、カードのデザインを変更したのでは？」と勘繰ってしまうレベルである。

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■困ったときは楽天カードマンを呼ぼう

最後に、今回話題となった漫画を描いた福田さんに話を聞くと、「実際にプレミアムを体験してみて漫画内の描写のような気持ちになったため、漫画のネタにしてみました」とのこと。

実際にプレミアム会員を体験した感想については「流石に快適ですね。3～5分の短い動画を垂れ流しにすることや、調べ物をしていてたくさん動画をザッピングすることもあったので重宝しています」「値段が値段なので無料体験期間終了後に一度無料会員に戻ろうかとは思いますが…結局加入しそうだなと思います」と振り返っていたのがじつに微笑ましい。

プレミアム会員体験後、加入すべきか迷っている人はぜひ、我らがヒーロー・楽天カードマンを呼んでみてはいかがだろうか。

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（取材・文／Sirabee 編集部・秋山 はじめ）