ドンキ、「チューナーレステレビ」大ヒットの裏で 知られざる”苦闘”があった…
ドンキの「チューナーレステレビ」が絶大な人気を誇る。知られざる舞台裏があって…。
NHKも、地上波も、BSも映らない──。「チューナーレステレビ」が大ヒットし、様々な企業が市場に参入している。
その先駆けとなったのが、ドン・キホーテだ。今やすっかり大人気になったが、大ヒットまでには知られざる「苦闘」があったようで…。
■若い世代にも刺さる
「チューナーレステレビ」は、一般的な地上波用チューナーを内蔵していない代わりにNetflixやYou Tubeなどのネット動画を視聴できる基本ソフト「android TV」を搭載したテレビだ。昨今、若い世代の「テレビ離れ」が囁かれているが、そうした世代の興味もそそったようだ。
大学生になって東京に上京し、現在社会人2年目の男性Aさんも「チューナーレステレビ」の購入を検討しているという。「大学から一人暮らしを始めましたが、テレビは買いませんでした。かれこれ6年以上テレビがない生活をしていますが、暇な時はNetflixでいくらでも時間が潰せるので、特に困ることはありません。ただ、大画面で動画が見られるのは魅力的なので、買おうか迷っています」(Aさん)。
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■大型モデルも発売
今や様々な企業が「チューナーレステレビ市場」に参入しているが、ドンキはその先駆けとなった。昨年12月に24型(2万1,780円)と42型(3万2,780円)を計6,000台販売したところ、約1ヶ月で完売。
8月19日には、43型(3万8,280円)と50型でいずれも4K対応の「チューナーレススマートテレビ」(4万3,780円)の大型モデルを発売するなど、さらなる「進化」を遂げている。大型の「チューナーレステレビ」はいかにして世に放たれたのだろうか。
ドンキを運営する『パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス』(PPIH)に取材したところ、知られざる裏側が明らかになったのだ。