最下位確定の日本ハム 過去3年のドラフトに里崎氏は「伊藤だけ…」と辛口評価

9年ぶりの最下位が確定した日本ハムファイターズ。過去3年のドラフトについて、里崎氏が辛口評価。

2022/09/21 14:20


 

■20年は伊藤投手を獲得

2020年はルーキーイヤーから2年連続で二桁勝利を記録するなど、エース級の活躍をみせる伊藤大海投手(苫小牧駒大)を1位で指名した。これには里崎氏も、「文句なし」と高評価。

2位の五十幡亮汰外野手(中央大学)は、今季の飛躍が期待されたものの、開幕前の怪我によって1軍出場はなし。野手の中で光るものをみせているのは、6位の今川優馬外野手(JFE東日本)。今季は88試合出場、打率2割3分1厘、10本塁打、39打点、4盗塁と来季に期待が持てる成績を残す。

里崎氏が評価するのは5位の根本悠楓投手(苫小牧中央高)で、「来年辺りいいかも分からないね。今年良いピッチングしているのに早く代えたり、よく分からないところあったのよ」と話した。


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■21年は下位指名の選手が活躍

2021年は1位に達孝太投手(天理高)、2位で有薗直輝内野手(千葉学芸高)と、上位で高卒の素材型を指名したこともあり、「(1年目なので)高卒の選手たちは評価の対象外だからね。ここからどうなるのかっていうね」と里崎氏は説明する。

ルーキーながら開幕投手を務めた8位の北山亘基投手(京都産業大)については、「期待値よりも低いね。オープン戦とか出だし(を考えると)、開幕投手はミスったな。新人としてはリズムも含めて」と苦言を呈した。

そして、9位指名ながらスタメンに名を連ねる上川畑大悟内野手(NTT東日本)は、「今BIGBOSSが合格なのは、松本剛外野手、近藤健介外野手、谷内亮太内野手だけらしいねん」「俺は上川畑も合格ちゃうかと思うんやけど」と評価した。

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