世界一かわいいゲシュタルト崩壊、日本で発見される 4歳息子が生み出したのは…
4歳の幼い我が子が書いたひらがなの「る」が奇妙な進化を遂げていき…。微笑ましい光景に注目が集まっていたのだ。
日々の生活において、PCやスマホの使用がスタンダードとなった現代。久しく自分の手で「文字を書いていない」という人も少なくないだろう。
なおツイッター上では、幼い我が子の書いたひらがなの「微笑ましすぎる様子」が大きな話題となっていたようで…。
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■我が子の「る」をよく見ると…
注目を集めていたのは、ツイッターユーザー・うみうしさんが投稿した1件のツイート。
「次男4歳の『る』が迷走しててとてもかわいい」と綴られた投稿には、ひらがなの練習時に使用されるドリルの1ページが収められており、文字を書き込む四角いマス目が複数確認できる。
どうやらうみうしさんの子供は「る」の文字に苦戦している様子で、上半分の4マスでは薄く表示された手本をなぞりつつ何とか食らいつくも、下半分の4マスにはこちらの手本がないため、「る」の形状が次第に大きく崩れてしまったのだ…。
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■「る」の難易度に共感の声
まさに「迷走している」という表現がぴったりな、何とも微笑ましいワンシーンは多くの人々の心を掴み、件のツイートは投稿からわずか数日で1万件以上ものRTを記録。
他のツイッターユーザーからは「私も『あ』と『お』で苦戦した記憶があります…」「『る』って難しいひらがなの1つですよね」「頑張っているのが伝わってきて、ホッコリしました」など共感の声が多数寄せられており、中でも「『る』の他にも難しいひらがなが存在する」という意見が多かったのが印象的であった。
また「日本書字文化協会」が自サイト内にて公表する「ひらがな難易度表」なるリストを確認したところ、「る」を含む20ものひらがなが高難度に位置付けられていることが判明。
そこで今回は、我われ大人が日常生活で軽視しがちな「ひらがな」の正しい書き方や知識をめぐり、「日本書道史」を専門とする東京学芸大学 教育学部准教授・石井健氏に詳しい話を聞いてみることに。
すると、ツイート投稿主・うみうしさんの息子の「る」がなぜ迷走してしまったのか。最も真相に近いと思われる説が浮かんできたのだった…。