人工甘味料はがん発症に加え心血管疾患のリスクも 仏研究チームが発表

「この機会に、砂糖にも人工甘味料にも頼らない健康的な食生活を意識して」と専門家。

2022/09/27 08:00

コーラ・ペットボトル

今年の春、フランスの研究チームが発表した「人工甘味料にがん発症のリスク」という話題。日本ではダイエットの強い味方といわれる人工甘味料だが、がんばかりか、なんと心疾患とも無関係ではなかったことを『Health』『The Guardian』などが報じている。



 

■参加者の平均年齢は42歳

10万人以上を対象にした10年にわたる追跡調査により、人工甘味料に関する前向きコホート研究を行ったソルボンヌ・パリ・ノール大学。調査に参加した人の平均年齢は 42歳、80%が女性で、その37%がさまざまなメーカーの人工甘味料を摂取してきたという。

この春には「人工甘味料を多用している人は、摂取しない人より13%もがんの発症率が高い」と発表して話題になった彼らは、このたびさらに、医学雑誌の『BMJ(ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル)』に「心血管疾患の発症リスクが9%高まる」と発表した。


関連記事:人工大理石を製造する労働者に肺疾患急増か キッチン天板でも人気の素材

 

■危険性を医学雑誌で警告

人工甘味料の種類および摂取量は参加者本人の申告内容に従ったものだが、調査が行われた10年の間に、冠状動脈性心疾患(狭心症および心臓発作)や脳血管疾患(脳卒中)が計1,502件発生したといい、総摂取量と発症リスクは比例したという。

成分別では「アスパルテーム」が脳血管疾患の発症リスクを17%増加させ、「アセスルファムK 」「スクラロース」では冠状動脈性心疾患のリスクが増加したという。

大正製薬 リビタ (Livita) パルスイートカロリーゼロ 液体タイプ 600g【Amazonでチェック】

次ページ
■トクホ、ノンアル、スポドリにも
話題がん人工甘味料心臓発作脳卒中翻訳記事アセスルファムKアスパルテーム冠状動脈性心疾患狭心症脳血管疾患心血管疾患スクラロース
シェア ツイート 送る アプリで読む


人気記事ランキング