上原浩治氏、メジャー挑戦は現役最後のつもりだった 「この2年で終わりだな…」
上原浩治氏が語るメジャー挑戦時の裏話。オリオールズ移籍は、現役生活最後のつもりだった?
元プロ野球選手で野球解説者の上原浩治氏は27日、野球解説者の谷繁元信氏のYouTubeチャンネルにゲスト出演。メジャーリーグに挑戦した際の裏話を語った。
■ワールドシリーズ制覇に貢献
上原氏は2009年に読売ジャイアンツから、ボルチモア・オリオールズに移籍。初年度は怪我の影響もあり、前半戦の12登板のみで終わったが、翌年からはリリーフに転向して復活をはたす。
ボストン・レッドソックスに移籍した2013年は、73登板、防御率1.09、4勝1敗、21セーブと圧倒的な成績を残し、チームのワールドシリーズ制覇に貢献した。メジャーリーグには計9年間在籍して、436登板、95セーブと大きな成功を収めた日本人投手の1人である。
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■メジャー挑戦時は成績が落ち気味
メジャーで輝かしい成績を残した上原氏だが、「最初に(オリオールズから)2年契約をいただいた時に、『この2年で終わりだな』という感じで行ったんで…。(メジャーに)行った前年もジャイアンツで2軍落ちとかして、落ち気味だったので」と語る。
ジャイアンツ最終年となった2008年は、26登板、6勝5敗、防御率3.81。先発投手として二桁勝利を記録し続けた頃と比べると、満足行く結果ではなかったのだろう。