ヤクルト1000に続くブーム　「Q10ヨーグルト」、”アレ”の後もぐっすり眠れた

9月下旬、睡眠効果があることでおなじみの人気商品「ヤクルト1000」の増産が発表された。その裏では、睡眠の質向上を謳う「Q10ヨーグルト」が大ブームを巻き起こしている。

このヨーグルトを実際に飲んでみると…。

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■爆発的に売れた

『わたしのチカラ　Q10ヨーグルト』、『わたしのチカラ　Q10ヨーグルト　ドリンク』は、8月2日に発売された機能性表示食品。「睡眠の質向上」「起床時の疲労感の軽減」「一過性のストレスの軽減」効果を持つコエンザイムQ10を100mg配合している。

8月2日に関東のファミリーマート限定で先行販売したところ、爆発的な売れ行きを記録。当初の予定より前倒しとなる、9月19日から関西・中部・北陸エリアの約 5,800 店舗のファミマやスーパーで販売されている。お値段はヨーグルト・ドリンク共に税込み149円だ。

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■コエンザイムQ10の秘密

「Q10ヨーグルト」はいかにして爆誕したのだろうか。販売元であるカネカに聞いたところ、日本人が睡眠に悩んでいるという課題があったという。

「弊社で実施した調査によって、『睡眠に悩んでいるもののできれば薬には頼りたくない』『薬のようなものではなく、睡眠の悩みに寄り添ってくれるような商品・身近に感じられる商品が欲しい』というお気持ちがあることが分かりました。その点、ヨーグルトは9割以上の方が召し上がる食材であると同時に、ヨーグルトを取ることで睡眠を促す効果が期待できると言われております」。

商品の核となるコエンザイムQ10にはこんな秘密が。「もともと、私たちの体の中（細胞内）にある物質です。コエンザイムQ10には『還元型』と『酸化型』があり、私たちの体内にあるのはほとんどが前者です。還元型のコエンザイムQ10は、一過性のストレスを感じている方の睡眠の質向上・起床時の疲労感軽減・一過性のストレス軽減に役立つ機能があることが臨床試験で確認されております。ただ、20歳頃をピークに、加齢とともに減少してしまうことも分かっています」（前出・カネカ）。

つまり、年を取ると共に減ってしまうものを食べやすいヨーグルトで摂取できるというわけだ。