開幕9連敗からCSに進出した阪神 過去3年のドラフトに里崎氏は「1位の選手が…」
開幕9連敗からCSに進出した阪神タイガース。過去3年のドラフトに対し、里崎氏が絶賛するわけとは…。
■大成功の2020年ドラフト
2020年は、即戦力を中心に指名した。1位の佐藤外野手(近畿大)はルーキーイヤーからチームの中心選手として君臨し、今季も2割6分4厘、20本塁打、84打点と期待通りの活躍。2位の伊藤将司投手(JR東日本)も、20登板、9勝5敗、防御率2.63と安定した投球をみせている。この1、2位に対して里崎氏は、「エグいよね。説明する必要がないじゃん。やばいからね」と絶賛した。
6位の中野拓夢内野手(三菱自動車岡崎)は、ショートのレギュラーに定着。走攻守高いレベルにあり、昨季は盗塁王(30盗塁)にも輝いた。さらに8位の石井大智投手(高知ファイティングドッグス)は、18登板、防御率0.75と来季以降に大きな期待が持てる成績だ。
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■森木投手も順調に成長
2021年は、中学時代に150km/hを出したことで有名になった森木大智投手(高知高)を1位指名。今季は高卒ルーキーながら1軍マウンドも経験しており、来季以降の成長が見込める投手である。里崎氏は、「ストレートは良い感じだけど、変化球のキレとか質を上げていければ、もっと育っていくんでね」と話す。
過去3年のドラフトで主力選手だけでなく、将来の大器も獲得している阪神。気になる里崎氏の評価は、「Aです。西(純矢投手)いて、サトテル(佐藤外野手)いて、伊藤将司、中野いて、それはもう…。しかも今年も、森木とか1軍上がってきたりとかね」「ドラフト1位の選手が結果を出す確率が高い」と説明した。来季はスタートダッシュを決めてほしいところ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)