ローソン、令和の世にとんでもない「踏み絵」を復活させ話題に これもう戦争だろ…
「人類の命題」ともいえる永遠の論争に、ローソンがとんでもない火種を投下。中には苦悩で頭を抱える人物も…。
■ローソンくん、一体どうして…
ゴメン・・・今までずっときのこ派を貫いてきたけどもうダメだ・・・
裏切り者と罵ってくれても構わん。
俺はたけのこの里へ行く。 pic.twitter.com/6yIb5WZEI4— ろどす@光速船たけのこ派 (@_LODOSS_) September 28, 2022
4日より全国のローソン店舗では、13日深夜から新作アニメが放送開始となる『うる星やつら』のキャンペーンを開催中。
対象のお菓子を購入するとオリジナル A4 クリアファイルがその場でもらえるキャンペーンや、オリジナルパッケージデザインの商品、およびオリジナルグッズを販売する…と、とても魅力的なキャンペーンなのだが、問題なのはこちらの「オリジナル食品」である。
今回販売されたのは「うる星やつら 厳選素材たけのこの里」「うる星やつら たけのこの里いちご&ショコラ」の2品で、作品の大人気キャラクター・ラムがデザインされたオリジナルパッケージが目印。これらの商品には「マグネットシート」が付属しているのも嬉しいポイントだ。
しかしここで問題となってくるのが、最大のライバルにして相棒ともいえる「きのこの山」はコラボ対象外という驚愕の事実。そのため前出のオリジナルパッケージやマグネットシートを堪能するには、宗派に関わらず「たけのこの里を購入」しなければならない。
そうした背景もあり、元来きのこ派であったツイート投稿主・ろどすさんは苦渋の決断に踏み切り、たけのこ派として生きていくことを決意したのだった…。
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■ローソン社内は「たけのこ一色」なのか…?
前出のろどすさんのツイートは、投稿から数日で3万件以上ものRTを記録するほど話題となっており、きのこ勢からは「この裏切り者!」「二度と山に帰ってくるな!」といった罵声が、たけのこ勢からは「ようこそ、たけのこの里へ!」「かく言う自分も、昔はきのこ派でね…」など、温かい声が寄せられていた。
とは言え、どう見てもたけのこ派に有利としか思えないキャンペーン内容である。そこでこちらの疑問をローソンにぶつけてみたところ、ローソン 担当者からは「今回のコラボは『たけのこの里』のみとなります」「ラムちゃんの角の形と『たけのこの里』が似ていたことから、今回は「たけのこの里」2種類をコラボ商品として発売します」という回答が得られ、決して「ローソンの上層部はたけのこ派のみで構成されているから」といった政治的な理由ではないことが判明したのだ。
なお、「たけのこ派」として新たな人生を踏み出したろどすさんに現在の心境を尋ねたところ、「スッキリ晴れやかな気分です。たけのこの里の人達は温かく迎え入れてくれましたし」「きのこの山が今回のうる星やつらのような強力なコラボを始めたらまた山に戻りますが、それまではたけのこ一筋です!」と、爽やかな笑顔で回答してくれたのが印象的であった。
絶妙なパワーバランスで成り立っていた「きのこたけのこ情勢」がどのような方向に進んでいくのか、ローソンで購入した「たけのこの里」を口にしつつ、今後の展開を見守りたい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)