抗うつ剤を服用した男性の肌が茶色に変化 医師は原因を解明できず
一刻も早い原因の解明と、治療を願う声が世界中から届いている。
薬やワクチンでは、予期せぬ副作用や副反応が現れることがある。倦怠感、発熱や発疹といった症状が一般的だが、アメリカに住む男性は、皮膚の色に変化が起こってしまったそうだ。イギリスの『Daily Mail』や『Oddity Central』などが報じている。
■1年半前から精神科に
深刻かつ謎めいた副作用に悩まされているのは、アメリカ・ルイジアナ州に住んでいる2児の父親のタイラー・モンクさん(34)だ。
害虫駆除業者で働いているタイラーさんは、しばらく不安とうつ症状に悩まされていたため、それを改善すべく2021年1月に精神科を受診したという。
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■抗うつ剤を処方される
タイラーさんは病院で、塩酸フルオキセチンを成分とする選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の「プロザック」を抗うつ剤として処方された。
比較的副作用が少ないという説明だったが、服用して数ヶ月がたつも気分が上向きになることはなく、タイラーさんの肌の色に徐々に変化が出始めたという。