大雨の蒲田、住民がとった「合理的手段」に目を疑う… 完全にバーサーカーの街だった

「修羅の国」と名高い東京・蒲田で、雨の中信じられない光景が…。しかしこれこそ「蒲田の日常」である。

2022/10/11 11:20

西日本で「修羅の国」といえば大阪府の西成区、福岡県の北九州市がその筆頭だが、東日本の代表格はやはり、東京・大田区の蒲田だろう。「治安が悪い」というイメージを持つ人も少なくないと思うが、人情味あふれる非常に良い街である。

しかしつい先日、雨の降る蒲田で記者はとんでもない光景に遭遇してしまったのだ…。


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■「蒲田元気大作戦」とは?

3連休の前半戦に当たる10月8日(土)、9日(日)に、蒲田で開催されたのが「蒲田元気大作戦」なるはしご酒フェス。

前売り販売もされていたチケットをフェス参加店で使用し、チケットの枚数に応じてドリンクやフードと交換するという「酒飲みの聖地」として名高い蒲田の魅力を存分に引き出した、由緒正しき「神フェス」である。

蒲田元気大作戦

なおつい先日は、同フェスの「酒が酒を飲んでいる」という、まさに「ローIQ、ハイエナジー」を具現化したデザインのキャラクターがネット上で大きな話題となり、「流石は蒲田」「こういうのが良いんだよ」と称賛の声が上がっていたのだ。


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■蒲田といえば「バーボンロード」

今年で9回目の開催となる蒲田元気大作戦。8日は蒲田駅東口、9日は蒲田駅西口が会場となり、全国の酒飲みが蒲田駅周辺に大いに注目を寄せていた。

なお記者が注目していたのは9日で、その理由は蒲田駅西口から徒歩3分の距離にある通り、その名も「バーボンロード」である。

蒲田

洒落たバーやバル、そして「いま令和だぞ…?」とツッコミたくなる、昭和ノスタルジックな佇まいが素晴らしい飲み屋が数十店舗も揃っており、蒲田ではしご酒を楽しむならば、やはりバーボンロードだろう。

9日のガイドマップを見ても、バーボンロード沿いの店舗が多数参戦していることが確認できたのだが…同日の夕方ごろから小雨が降り始め、気づけば雨は本降りに。

蒲田

バーボンロードの店舗は小じんまりとした店が多いため、混み具合によっては席があくまで雨の中、屋外で並んで待たなければならない。残念ながらこの天気では、折角のはしご酒フェスも楽しめないだろうな…と覚悟しつつ、記者が蒲田駅西口へ向かうと…。

そこには「蒲田の真髄」とでも呼ぶべき、信じられない光景が待ち受けていたのだ。

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■蒲田の住民くん、見直したぞ…!
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