ピンセット使いカットする「小さすぎるパン」 その超精巧な世界に心を奪われた

魔法のように次々と飛び出す超リアルなミニチュアパンがお洒落で可愛すぎ! …コレずっと見ていられるやつだ。

2022/10/15 05:15



■大好きなパンを形に残したいという思い

fraiseさん

2022年9月29日に投稿されたこのツイートは、現在、約700リツイート、約4,000いいねと拡散中。話題のフェイクミニチュアフードを制作している投稿者fraiseさんにお話を伺った。

彼女のミニチュアフードの製作歴は2010年から。この年から粘土で作ったパンやフルーツなどをブログに毎日投稿していたという。その後、手づくり市などで作品を販売するなど、活動の場を広げていったそうだ。

ミニチュアフードを制作するようになったのは、パンへの多大なる愛がきっかけ。食べたら無くなってしまう美味しそうなパンを形に残したいという思いから、美大時代に画材店で出会った「樹脂粘土」を使い、1/6サイズほどのミニチュアフードを作ってみようと思い立ったのだという。


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■個性のある外国のベーカリーに惹かれて

fraiseさん

fraiseさんのミニチュアフードは、本物と見紛うほどのクオリティもさることながら、出来上がった作品のディスプレイの仕方がお洒落なのも魅力の一つ。

参考にしているのは、インスタグラムなどで見かける国内外のベーカリー。キレイでスタンダードな並べ方ではなく、ランダムに積み重ねたカンパーニュや、古びた木箱などに入れたパンに魅力を感じているそうで、個性のある店内に惹かれるのだという。

そんな彼女の今後の出展予定は、11月12日に日本ヴォーグ社主催イベント「あきマルシェHandmade spot」と、11月19日に東京ビッグサイトで行われる「デザインフェスタ」。オンライン販売と対面販売の予定があるので、東京に来られない方にもオンライン販売で作品を購入できる。

また、自身の作品と作り方が載っている『樹脂粘土でつくるミニチュアcafeごはん』 (日本ヴォーグ社)という著作も。製作過程が気になる方や、自分でもミニチュアフードを作ってみたい方は、こちらもぜひチェックしてみてほしい。


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(取材・文/Sirabee 編集部・黒森ぬぬ

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パンフィギュア模型ベーカリー
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