メジャー挑戦を表明した阪神・藤浪投手 高木氏は「通用しないことはないと思う」
阪神・藤浪投手がポスティングシステムを利用したメジャー挑戦を表明。高木氏の見解は…。
元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏は19日、自身のYouTubeチャンネルを更新。ポスティングシステムを利用してメジャーリーグ挑戦を発表した阪神タイガース・藤浪晋太郎投手について語った。
■今季は後半戦から復調
藤浪投手は、2012年のドラフト1位指名。ルーキーイヤーから3年連続で二桁勝利を記録したが、その後は制球難から四死球を与えることが多くなり、成績を落としてしまった。それでも今季は後半戦から調子を上げ、16登板、3勝5敗、防御率3.38。とくに8月は4登板、2勝1敗、防御率1.65と圧巻の投球をみせた。
最速162km/hのストレートと三振が取れるスプリット・スライダーが魅力。先発はもちろんのことリリーフの経験もあるので、どの役割でも機能することだろう。
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■メジャーでも通用する
メジャー挑戦を表明した藤浪投手には、すでに複数球団が興味を示していると言われている。この挑戦に高木氏は、「ポテンシャルは高いし、俺は全然できないということはないと思う。(まったく通用しない姿が)想像つかないんだよね」と話す。
その理由として、日本の場合は藤浪投手がマウンドに立つと四球待ちをするが、メジャーは打者が勝負をしにくる分、有利に働く可能性があるという。ボール球を振る確率が高いのではと推測した。