シャープ公式、1万以上集まった“嫌いな家事”に… 軽減すべく他社に呼びかけ
シャープがユーザーから募った「死ぬほど嫌いな家事」が大反響。ユーザーからは「すごい市場リサーチ」との声も。
大手家電メーカー・シャープが19日、公式ツイッターを更新。ユーザーによる「嫌いな家事」についての意見を踏まえた、ライバル企業への呼びかけが反響を呼んでいる。
■「嫌いな家事をおしえて」と質問
シャープの公式ツイッターといえば、企業の公式アカウントらしからぬ「ゆるい」ツイートがたびたび話題となり、「シャープさん」として人気になっている。
18日には、「なんとなく今後の参考にするので、死ぬほど嫌いな家事をおしえてください。私はアイロンです」とツイート。続けて「洗濯物をたたむのもそうとう嫌い」「ふとんカバーをかける家事も四隅がわからなくなるから嫌い」と投稿した。
この呼びかけにユーザーも反応し、「ありとあらゆる排水溝の掃除です」「風呂掃除です」「お片付けです」などと、さまざまな“嫌いな家事”が集まった。
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■同業他社らに呼びかけ
投稿から一夜明けたこの日、「なんと1万以上の死ぬほど嫌いが集まりました。この嫌いを軽減するのに競合も業界もありません。パナソニックの人も日立の人も東芝の人もアイリスオーヤマの人もニトリの人もあと日用品や洗剤メーカーの人もスタートアップの人も見て、工夫して、商売してください」と同業他社らの名前を挙げて呼びかけた。
さらに、「聞くほうも聞かれるほうも妙にかしこまってバイアスがかかってしまう、メーカーや調査会社のヒアリングよりずっと、ツイッターならではの本音が語られていると思います。シャープの担当者におかれましては、積極的に企画書および会議にお使いください。ほかの会社の方もよかったらどうぞ」とつづっている。