秋の味覚「マツタケ未経験率」を調査 10〜20代では衝撃の割合に…
国産は超高価なマツタケ。割安な輸入ものもあるが、過去食べた経験について聞いてみたら…。
日本では「きのこの王様」「秋の味覚の頂点」として、高い評価を受けるマツタケ。人工栽培が困難なため、流通するのは天然ものに限られ、中でも国産の一級品は1本数万円で取引されることも。庶民にとっては、まさに高嶺の花だ。
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■8割が経験あり
しかし、中国産やカナダ産など輸入ものは1箱1,000円程度でも販売されており、また手軽な人工香料や香りを模した「お吸い物のもと」などもある。では、実際どれくらいの人がマツタケを食べたことがあるのだろうか。
Sirabee編集部が全国10〜60代男女880名を対象に調査したところ、「マツタケを食べたことがある」と答えたのは全体の78.1%。そのうち、57.6%は「国産マツタケも食べたことがある」と回答。20.5%は「輸入ものなら食べたことがある」と回答した。
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■10〜20代では4割が未経験
全体では輸入ものを含めて約8割が食べたことがあるというマツタケだが、じつは世代によって大きな差が開いている。
経験率のため、年齢が上がるほど未経験者は減る傾向があるものの、60代では12.0%にとどまっているマツタケ未経験率は、10〜20代ではじつに43.1%。
たしかに高級品とはいえ、半分近い人が格安な輸入品も口にしたことがない食べ物が本当に「秋を代表する味覚」なのかどうか、疑問に感じてしまう。
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■天然きのこは他にも
秋はマツタケ以外の天然きのこも実りの季節。道の駅などでは、詳しい地元の人が採取したさまざまなきのこも多く売られている。地方によってボリボリやアマンダレといった呼び名もあるナラタケや、北海道・東北で人気の落葉きのこ(ハナイグチ)なども味は絶品だ。
高いマツタケにこだわらず、季節の味わいを楽しんでほしい。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女880名 (有効回答数)