『名探偵コナン』、大活躍していた発明品で… いつの間にか「姿を消したもの」

映画『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』がリバイバル上映される。劇場版でも最近使われない発明品があって…。

2022/10/24 04:15


 

■意外と画期的なアイテム

「イヤリング型携帯電話」は、その名の通りイヤリングに片方のみの有線イヤホンとキーパッドが付いたもの。かけたい番号を入力してからイヤホンを耳に入れると通話できる。

「蝶ネクタイ型変声機」と直通で会話できる機能もついた優れものだ。画期的アイテムにもかかわらずなぜ使う機会が減ってしまったのか、今後原作やアニメで使う可能性はあるのか。

この2点について聞くため、『コナン』を刊行する小学館に取材を申し込んだが、残念ながら今回はお断りしたいという返答だった。


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■意外な「弱点」も浮き彫りに…

前出のコナンファンの男性はあくまで「推測にすぎない」としつつ、使われなくなった背景を語る。「連載が始まった90年代から今に至るまでの間、世の中には新しいものがたくさん出ました。『コナン』の文明も現実世界の流れにリンクしています。当初は公衆電話を使っていたコナンも、ガラケーついにはスマホを使うようになっています。いつの間にか阿笠博士の発明を上回るものが出てきたので、そちらに移行したのではないでしょうか」(前出・コナンファンの男性)。

登場時は画期的アイテムだったが、今では「弱点」も浮き彫りになっていて…。「大きさは大体、コナンの手の平に収まるくらいなので6~7センチくらいだと思います。携帯電話としてはかなり小さいので優れているように見えますが、メール機能が付いていないんです。声を出せないくらいピンチの状況や怪しい人物がいる中、連絡する手段としてはちょっと現実的じゃないですよね…」(前出・コナンファンの男性)。

たしかに、LINEやメールで助けを求めることができ、小学生が持っていても不自然ではないスマホには劣ってしまうかもしれない…。

時代に合わせて改良された「新・イヤリング型携帯電話」が発明されれば、また活躍してくれるかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

劇場に行けない時は…

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