元カレの企みで硫酸かけられ男性不信の女性 チャリティー活動で真の愛に出会う

「死ぬか、醜くなれば誰も彼女を欲しがらない」と目論んだ元カレの計画は、恐ろしいものだった。

2022/10/28 06:30


 

■拭えない男性への不信感

リネティさんの回復までの道のりは長く、1年以上も入院しなければならなかったという。退院して大学に戻ってからは、酸や火傷の患者への支援が乏しい現実を目の当たりにし、「ホープ・ケア・レスキュー・ミッション」を立ち上げた。

激しい痛みに耐え、同じ痛みを抱える被害者を救済する道を選んだリネティさんだったが、男性に対する不信感はどうしても拭えなかった。

男性が近づいてくるたびに、「元カレと同じことをされるのではないか」と心の中で怯えていたことに加えて、彼女の傷を見て去っていく男性も多かったという。


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■「希望が育つ家庭を」

「もう恋はしない、人助けに人生を捧げる」と決めたリネティさんだったが、NGOの活動を通じて、インドでボランティア活動をしているというイギリス人のデイブ・フリューさんに出会った。

お互いの心の優しさに惹かれ、1年半にわたりオンライン上で交際していた2人。今年3月に初めて実際に会い、リネティさんがイギリスのビザを無事に取得できたことから、来年にはついに結婚するという。

ウガンダで苦しむ多くの人々に希望を与えてきたリネティさんは、デイブさんとの結婚に対しても「希望が育つような家庭を築く」というビジョンを掲げている。

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(文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部

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