EXIT兼近、ホームレス個々人の状況理解の重要性説く　自身の経験から…

■さまざまな経緯

話を続ける兼近は、「障害抱えてほんとにどうしようもない人もいれば」「個人的に『働きたくねぇんだよ』って人もいたり『自由にさせてくれよ』っていう人もいて」「当たり前（の生活）に溶け込むのがやだ、っていう人もいるんで」と、ホームレスになった人の経緯はさまざまであると話す。

「そういう人達のための自由もあってもいいのかなとも思うんですけど」と自身の想いを伝え、「いろんな人がホームレスの中にいるっていうことを理解するのが、まず1つ1歩目かなとか考えてますけどね」と、問題解決のためには、1人1人の考えや状況を理解することが重要だという私見を明かした。

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■「目を向けなきゃいけない」

議論が進み、区の対応の是非について番組出演者らがコメントする。その中で兼近は、「こういう件に関して理解のない方っていうのは『そもそもルール違反じゃないかよ』ってなると思うんですよ」と、非難の声を上げる人の気持ちを推察。

その気持ちを把握した上で、「ルールを破る人がなぜそこに居座るかっていうところに目を向けなきゃいけないなっていう。なんでそんなルール破っていちゃいけない場所にいるのかっていう」と、ホームレスになった背景を考えることが重要だと私見を述べた。

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（文／Sirabee 編集部・栗原コウジ）