『世界遺産』で東大寺の四季を特集 大仏の大掃除「お身拭い」にも密着
11月13日午後6時放送の『世界遺産』は、1年がかりで高精細の4Kカメラと8Kカメラで収録を行った特別編だ。
■『世界遺産』ならではの特別な撮影
『世界遺産』では番組開始当初から一貫して、「世界遺産」の魅力を映像遺産として撮影するべく時代時代で創意工夫をしている。今回の特集でも1年がかりで様々な角度から様々な撮影方法で東大寺の四季に迫る。
ヘリコプターによる空撮で平城宮跡歴史公園と東大寺を一望、大仏殿中庭にてドローン撮影。
非公開の大仏殿屋根裏にて、巨大な盧舎那仏を安置する空間づくりの秘密、盧舎那仏を特別なアングルで見ることができる場所、東大寺建立に携わった職人がとびきり腕が良かったことを物語る平城宮跡の発掘調査によって見つかった木簡を撮影。
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■見どころは高精細カメラで撮影した春夏秋冬
担当ディレクター・中田聡氏とプロデューサー・堤慶太氏からコメントが届いた。
中田氏：誰もが1度は訪れたことがある観光名所、奈良・東大寺。今回、1年に及ぶ取材・撮影を通して、四季折々の美しい風景はもとより、学校の授業や旅行では触れることができない、知られざる事実や逸話に驚かされました。
古人の知恵と技術を集めて達成した“大仏さまを守る空間”、伝統行事の“意外な始まりの物語”など、奈良に詳しい人もそうでない人も、この番組を見ればきっと新たな発見があり、“また行きたい”と思っていただけるはず。もしそう感じたのなら…ぜひ春夏秋冬オールシーズン制覇してみてください。
堤氏：今回の「東大寺の四季」は、比叡山、高野山につづく名刹の四季シリーズ第3弾。これまでに蓄積してきたノウハウが、今回の撮影で生かされています。特に8Kや4Kの高精細のカメラで撮影した春夏秋冬は見どころ。
地上波放送ではフルハイビジョンに変換しての放送になりますが、美しさを感じていただけると思います。またBS－TBSでは12月24日午後5時30分から4Kバージョンを放送予定です。お楽しみください。
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（文／Sirabee 編集部・ほさかちよこ）
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