「ウマ娘」キッカケで競馬業界を目指すのはアリか? JRA厩務員の答えが話題に…
「ウマ娘」キッカケで競馬業界を目指すのはアリなのか。気になる疑問をJRA厩務員の方が答えてくれた。
■業界内でウマ娘は肯定的
話題を呼ぶ投稿をした覆面厩務員さんは前述の通り、茨城県にある美浦トレーニングセンターで働いている。気になる人も多いであろう競馬の世界に飛び込んだキッカケを聞いてみると、「私はダービースタリオンですね。ダビスタ→競馬面白い→馬に乗りたい→競馬が一番近い職業→厩務員という感じです」という、熱い回答が。
「ダビスタ」こと『ダービースタリオン』は、91年に発売された競走馬育成シュミレーションゲーム。プレイヤーは競馬における生産者・馬主・調教師を兼ねる立場となり、競走馬の生産や調教を行いながら、大レースの勝利を目指すというもの。シンプルだが奥深い作りとなっており、社会的なブームになったほどだ。
覆面厩務員さんいわく、同作から競馬業界に飛び込んだ人は多いというので、今後はウマ娘がキッカケとなるケースも増えることだろう。ちなみにウマ娘は、競馬業界の中ではあまり話題には上らないものの、肯定的な意見が多いそうだ。
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■現役最強馬はあの…
取材の最後、現場から競馬を見ている覆面厩務員さんに「現役最強はどの馬ですか?」という質問をぶつけてみると、「国内はタイトルホルダーだと思います。(天皇賞春や宝塚記念を圧勝した)パフォーマンスを出せば異論ないと思います」と話す。
さらに今後注目の馬について、「パンサラッサは過去20年逃げ馬の勝利がない天皇賞秋で、サイレンススズカを思わせる大逃げで2着に来た実力は相当なものだと思います。出走を予定している香港カップ(12月11日)では、世界をあっと言わすパフォーマンスを見せると思います」ともコメントしている。
サイレンススズカが競走中止した、98年の天皇賞秋と同じラップ(1000m57秒4)を刻んだパンサラッサ。今後、どのような成績を残すのかが気になるところだ。
Q.ウマ娘がきっかけでで競馬の世界に入るのってどう思いますか?
A.大歓迎です。
競馬関係者の30代40代はダビスタ、ギャロップレーサーから競馬の世界に入ってきました。
何も変わりません— 覆面厩務員 (@picuplab) October 31, 2022
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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部)