眞栄田郷敦、『エルピス』でも注目 関係者が語る「真剣佑の弟」を覆す評価
ドラマ『エルピス』で注目を集める眞栄田郷敦。兄・真剣佑とは違った評価を受けていて…。
放送中のドラマ『エルピス─希望、あるいは災い─』(フジテレビ系)は「冤罪事件」という踏み込んだテーマを扱っており、ネット上でも好評だ。同作では、眞栄田郷敦(ごうどん)の演技にも注目が集まっている。
デビュー当初は「真剣佑の弟」と見られることが多かったが、最近は兄に負けず高い評価を得ていて…。
■社会派ドラマ
『エルピス』は、かつてエース女性アナウンサーだった主人公が週刊誌に路上キス写真を撮られたことで担当番組を降板になり、深夜の情報番組のMCを担当するところから始まる。ある日、新米ディレクターから12年前に起きた連続殺人事件の犯人が冤罪かもしれないと相談され、真相解明に挑む物語だ。
主人公の女子アナ役を長澤まさみが演じている。眞栄田は彼女と事件を追う、能天気でマイペースな性格ながら心に闇を抱える新人ディレクター役だ。
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■話題作に多数出演
眞栄田は昨年8月に亡くなった千葉真一さんを父に持ち、兄は人気俳優・新田真剣佑という「芸能一家」で育った。ただ、俳優デビューしたのは2019年の映画『小さな恋のうた』と遅めだ。
ある芸能事務所関係者は眞栄田の経歴について語る。「高校生までサックスのプロを目指していて東京藝術大学を受験したのですが、残念ながら不合格でした。落ち込んでいた時、2018年に真剣佑さんが出演する映画『OVER DRIVE』を見て俳優の道に進むことを決意したんですよ。俳優歴はまだ浅いですが、メキメキ上達しています」(芸能事務所関係者)。
実際、19年の日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)や20年のドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)、21年の『プロミス・シンデレラ』(TBS系)、そして10月14日から公開中の映画『カラダ探し』など、話題作の出演が続いている。