16歳で白髪が生え始めた女性 学生時代のいじめ経て「ありのままの自分でいい」

人にはそれぞれにコンプレックスがある。だが、それに悩んでばかりでは人生がもったいない。

2022/11/13 13:00

白髪

劣等感やコンプレックスを抱え、それを隠そう、あるいは克服しようと必死にもがいている人は少なくないだろう。『DAILY STAR』や『Daily Mail』などが、16歳で白髪が生え、長年コンプレックスと闘ってきた女性の告白を紹介し、大きな反響を呼んでいる。



 

■16歳で白髪を発見

メディアに自身の体験を明かしたのは、アメリカ・テキサス州に住むシャニン・ピアースさん。現在34歳の彼女は高校生だった16歳の時、白髪が生えてきたことに気が付いた。

悩むシャニンさんを気遣いもせず、同級生たちは「老けたね」「おばあちゃんみたい」とからかっていじめた。それがつらく、約2万円をかけ美容院で黒髪に染めてもらい、それ以降は毎月のように白髪染めを繰り返してきたという。


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■30歳目前で開き直り

地元でアイスホッケーチームのコーチをしているシャニンさんは、そんな自分に劣等感を感じ、まるで自信を持てずにいた。しかしある時、トレヴァーさん(35)という男性と出会い、恋に落ちた。

交際は順調に進み、やがてふたりは結婚。子宝にも恵まれ、現在はローウェンくん(9)とジャクソンくん(7)の母親でもある。

30歳の誕生日を目前にしたある日、シャニンさんは若白髪のコンプレックスを突然乗り越えた。当時を振り返り、「もう白髪染めはやめようって決意したの。開き直ったのよ」と明かしている。


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■周囲からは大好評

「コンプレックスを隠そうと必死になっていた。でも今後はありのままの自分でいよう」と心に決めたシャニンさん。すると、傷んでいた髪は生き生きとしたツヤを取り戻し、周囲からは「素敵な髪色」「健康的で美しい髪」と褒められることが多くなった。

それまで半端なかった美容院代も浮き、シャニンさんのナチュラルヘアは周囲からも大好評。「今ではこの髪が大好き」だという。


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■「隠しても、結局それがあなた」

「どう抵抗しても結局それが自分自身の姿で、それを隠そうとしても、元は変えられないんです」とシャニンさんはキッパリ。日本人はそんな欧米人、そして同じアジア諸国の人たちよりも、さらに自身への満足感が低いと言われている。

他人の目ばかり気にしていては、人生がもったいない。まずは長所に目を向け、「自分は唯一無二の存在」と思うこと。そして開き直り、他人と比べずに過ごすことが、コンプレックス解消の第一歩だろう。

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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

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