山形で遭遇したベンチ、何かがおかしい 「県民の覚悟」がキマり過ぎと話題に…
街中で発見したベンチ。そのデザインから「山形県民の本気」が伝わってくると話題になっており…。
各地域の特色や魅力を知るのに有効な足がかりとなる存在が、いわゆるソウルフード。国だけでなく、都道府県や市区町村などの数だけ「ソウルフードが存在する」と言っていいだろう。
なお以前ツイッター上では、東北地方で発見された「県民の覚悟」とでも呼ぶべき光景が話題を呼んでおり…。
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■このベンチ、何かがおかしい
今回注目したいのは、日本各地で生きる人々の生活や昔の記憶、伝承などを記録して著作にまとめている紀行写真家・道民の人さんが投稿した1件のツイート。
こちらの投稿には「山形県民が芋煮に命かけてるのは聞いていたが、座ると自らが芋煮の具になれるベンチがあるレベルで好きなのね」と、一読しただけではよく分からない文章が綴られており「何かのメタファーかな?」と、首を傾げてしまう。
しかしツイートに添えられた写真を見ると、即座に納得。なんとそこには確かに、芋煮鍋と芋煮の具材がデザインされた「謎のベンチ」の姿が確認できたのだ…。
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■山形県民「俺自身が芋煮になることだ」
現在TVアニメ「千年血戦篇」が放送中の大人気漫画『BLEACH』作中にて、主人公・黒崎一護が覚悟を決めた際に発した「俺自身が月牙になることだ」という台詞は、その前後の状況やオサレポイントの高さも相まってファンの間でネタにされやすいフレーズとなっているが、まさか山形県民たちは「俺自身が芋煮になることだ」と言わんばかりの、覚悟を決めた日常を送っていたとは…驚きである。
件のツイートは多くの人々に衝撃を与えており、投稿から数日で6,000件以上ものRTを記録。また他のツイッターユーザーからは「なにこれ素敵…具になりに行きたい」「つまり食べるのが好きなのでなく、一体化したいという願望が…?」「熱い情熱を感じる」など、驚きの声が相次いでいた。
一方、山形県民にとってはごくごく当然の光景のようで、「よくここに座って、親のお迎えを待っていました」「これバズるんだな。当たり前にあるものだから、何とも思わなかった(笑)」「県外の人には珍しいのですね」といった声が散見されたのだ。
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■山形県民、ガチすぎるぞ…
前出の通り、日本各地を旅している民の人さんは、JR山形駅の隣にある高層ビル「霞城セントラル」の付近にて、こちらのベンチを発見したのだという。
今回のツイートに対しては、山形県民より「芋煮への情熱」が伝わってくるリプライが多数寄せられたのが印象に残っているようで、「同じ芋煮でも県内の地域によって、醤油味と味噌味、また牛肉か豚肉かで派閥があるのも面白いですね」とも振り返っていた。
山形県で一番人気な(当社比)観光スポット、田んぼの真ん中タワマンに来れて大満足している。 pic.twitter.com/bS5OJY9gew
— 道民の人@COMITIA142→北ティア→冬コミ ひなび旅館特集本 (@North_ern2) October 24, 2022
続いてはインパクトが強すぎるベンチをめぐり、霞城セントラルを管理する「山形新都心開発株式会社」に詳しい話を聞いてみることに。すると、山形県民の「さらなる本気具合」が明らかになったのだ…。