ジャニーズ事務所、コンサートでの“声出し”解禁 ガイドラインを緩和
ジャニーズ事務所が、コンサート開催のガイドライン緩和を発表。不織布マスク着用を前提に声出しを認めるという。
ジャニーズ事務所が、コンサートの開催に関するガイドラインを緩和することを15日、公式サイトにて発表した。
■政府の緩和措置に合わせて変更
同社では、新型コロナウイルスの感染が拡大して以来、ガイドラインを定めて感染対策を行いながらコンサートを開催していた。
公式サイトでは、「現在、政府の行動制限の緩和措置が進み、一般の皆さまの意識も変化して参りました。このような社会の動きを踏まえ、本ガイドラインについても緩和することにしたいと思います」と変更の意図について説明。
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■不織布マスク着用が前提
これまでと同様に、会場内の換気の徹底や、観客の密集を避け、場合によっては入退場を規制すること、不織布マスクの着用、来場前の体調確認や手指消毒などの対策は引き続き行われる。
その一方で、「不織布マスクを着用していただくことを前提に、隣の席の方と会話される程度の声量での歌唱、タレントへご声援いただいても結構です」と“声出し”を容認し、「出演者の登場時の呼びかけ、演出効果に対して、一時的に大きな声を出されることも結構です」とした。
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■感染者数増加の場合には再度変更も
声出しに際しては、「周囲のお客さまのご迷惑となるような大声で継続的に歌唱されること、ご声援されることはご遠慮いただきますようお願いいたします。なお公演によっては、お客さまの歌唱やご声援をお控えいただく場合がございますのでご了承ください」と注意も呼びかける。
また、「ウイルスは変異を繰り返し、感染者数が再び増加する局面も想定されます。今後とも感染状況を慎重に見極め、場合によっては、再び厳しいお願いをすることもあろうかと思いますので、何卒ご理解ください」と、ガイドラインが再度変更される可能性にも言及。緩和にあたってはコンサート開催地の都道府県や関係者と協議し、緩和を見送る場合もあるとしている。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)