公衆トイレの手前・真ん中・奥、どこを使う? 男女差が大きい理由は…
公衆トイレに並んだ便器。最も使うのはどこなのか調査してみたら…。
大用も小用もたくさんの便器が並んだ公衆トイレ。生理現象であるだけに、使い方にはこだわりや個性も出やすいのではないだろうか。Sirabee編集部は、公衆トイレの使い方についてインターネット調査を実施した。
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■一番奥が4割
全国10〜60代男女880名を対象に、「公衆トイレに並んでいる便器のうちどの位置のものを最も使うか」を調査したところ、43.9%の人が選んだのは、一番奥。片側が壁である安心感などもあるかもしれないが、かなり優勢な割合だ。
続いて、37.0%は「真ん中のどれか」と回答。一番手前をよく使う人が最も少なく、19.1%と2割を下回った。
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■男女差も大きい
大用と小用が分かれた男性トイレと、個室のみの女性トイレでは使い方も異なりそうだが、実際に男女差も顕著に表れた。
男性では、一番奥を好む人が最も多く、48.5%。全体では少ない一番手前派も真ん中派に迫る人気だ。とくに小用の便器の場合、真ん中では両隣に誰かが立つ可能性があるため、男性なら心理的な抵抗感を覚えた経験者もいるだろう。
一方、女性で最も多いのは真ん中派で44.5%。片側が壁で落ち着くように思われる一番奥を上回る結果となった。
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■一番手前派は世代差も
ちなみに、一番奥 vs 一番手前の好みでは、世代差も大きい。若い世代ほど手前派が多く、10〜20代では22.9%。一方、60代ではわずか6.0%にとどまる。60代は、一番奥派の割合も全世代で最も高かった。
小用も個室も、アクセスしやすい最も手前には手すりなどが用意され、体の不自由な人や子供なども利用しやすくデザインされていることも多い。入り口に近く入りやすいものの、中高年ではこうした配慮をする人も少なくないのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女880名 (有効回答数)