3児を育てるシングルマザーが就職活動で惨敗中 打開策を求めると…

新たなスキルを身につけようにも、肝心のお金がない…。

2022/11/20 18:30

履歴書

長いあいだ子育てに専念してきた女性が、「そろそろ働きたい」と考え就職活動を始めたが、どうしてもうまくいかずに悩んでいる。学歴不足、そして長すぎるブランクもあって行き詰まっている女性。この問題はどう解決すべきなのか。



 

■シングルマザーとして頑張った年月

海外で暮らす女性(39)は、10代の頃に妊娠・出産。その後も出産が続き、3人の娘を育てるシングルマザーになった。経済的には苦しいが、愛する子供たちを見守る日々は充実している。

だが子供たちもずいぶん成長した今、女性は育児終了後も続く人生やお金について考えるように。そこで働こうと考えせっせと就職活動に励むようになったが、予想に反してまるでうまくいかなかった。


関連記事:最上もが、1歳の娘の父親から「認知してもらってない」 養育費ももらわず

 

■就職活動で失敗ばかり…

どうにかして仕事を得たいと考えいくつもの仕事に応募してみたが、書類で落とされ面接にさえ呼ばれなかった。若くして妊娠した女性には学歴がなく、職歴もほぼないからだ。

ならば就職に役立つスキルを身につければ良いのだろうが、今さら学校に通うお金もない。下の子2人のためには、家にいてあげる時間も必要だ。そんなふうに考えるうち、女性はどう動くべきなのか全く分からなくなった。


関連記事:浮気性の恋人と別れた直後に妊娠発覚 「彼に伝えるべき?」と悩む女性への助言は…

 

■先が見えず募る不安

仕事に就いてお金を稼ぐようになれば、貧困からも脱却して娘たちにも今より良い生活をさせてやれる。しかし女性は、失敗が続き悩んでいた。

そこで、イギリスのメディア『The Sun』の悩み相談コーナーに投稿し、「どうすれば今の人生を変えることができるのでしょうか」と助言を求めた。


関連記事:45歳女性が娘の卵子をもらって三つ子を出産 「本当に幸せ」と感謝

 

■「できることはある」と指摘

相談を受け付けた回答者は、「あなたには自分でも気づいていないスキルが複数ある」「あなたは子供たちを育ててきたのでしょう」「予算の管理もこなしてきたはず」と指摘した。

今後については「週に数時間のボランティア活動から始めてみてはどうでしょう」「そうすれば新しいスキルが身につくし、(仕事に役立つ)経験もできます」と助言している。

出産・育児・介護などを理由に仕事を断念し、一段落しても年齢やブランクを理由に就職を諦める女性は少なくない。ただベテラン主婦の多くが持つ接客、介護、家事、育児などのスキルを求める職は多いうえ、最近は求人サイトも充実している。条件に合うものを探し、チャレンジしてみるといいだろう。

・合わせて読みたい→45歳女性が娘の卵子をもらって三つ子を出産 「本当に幸せ」と感謝

(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

シングルマザーの貧困 (光文社新書) 【Amazonでチェック】

出産仕事就職活動子育て妊娠職歴ボランティア貧困シングルマザースキル翻訳記事
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング