ラーメンとカレーライス、一生どちらかしか食べられないとしたら… 世代差も顕著に
国民食とも呼ばれて愛されるラーメンとカレーライス。もし今後どちらかしか食べられないとしたら、どっちを選ぶ?
「日本人の国民食」と言われてイメージする食べ物は何だろうか? 寿司や天ぷら、すき焼きなど、海外でも名が知られた高級料理を思い浮かべる人もいるかもしれないが、やっぱり全国津々浦々で愛されているのは、ラーメンとカレーライスではないだろうか。
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■どちらも愛されているが
もともとはインドやイギリスなど海外から持ち込まれた食文化であるものの、今や給食でもおなじみ、おふくろの味の代表格でもあるカレーライス。
一方で、同じくお隣の中国にルーツを持ちながらも日本で独自に発展し、それぞれのご当地の味わいとしても定着しているラーメン。もし今後、「この2つのどちらかだけしか一生食べられない」と言われたら、どちらを選ぶ人が多いのだろうか。
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■意見は二分
Sirabee編集部が、全国10〜60代男女880名を対象に調査したところ、意見はまさに真っ二つ。ラーメンを選んだ人は48.2%だったのに対してカレーライスはは51.8%とほぼ誤差の範囲内となった。
やはり、ラーメンとカレーライスという国民食がいかに愛されているかがうかがえる。
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■若い世代ではカレー人気
今回の調査で、男女差はほぼ見られなかった(男性はカレー派が53.0%、女性は50.9%)が、世代による意識の違いは大きく表れた。
カレー派が最も多かったのは10〜20代で59.0%。30代でもカレー派は56.8%に及んでおり、若い世代でのカレー人気は目立つ。一方で、ラーメンはが唯一過半数となったのは50代で、61.1%。中高年ではラーメンがやや健闘しているようだ。
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■新潟にはカレーラーメンも
「一生ラーメンだけかカレーだけか」…願掛けで断ち物(好きな食べ物などを自ら禁じて成就を願うこと)でもしない限り直面しない状況ではあるが、国民食とも言われる人気料理への愛が垣間見えた。
ちなみに、どうしてもひとつを選ぶことができない…という人には、新潟5大ラーメンにも数えられる三条市の名物『三条カレーラーメン』なる食べ物もある。昭和を感じさせるカレースープが麺とよく絡んで癖になる美味しさだ。
カレーラーメンは北海道の室蘭や青森県などにも見られる他、カップラーメンでも定番。これもまた国民食として愛される証左だろうか。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女880名 (有効回答数)