吉沢亮、役所広司の演技に「すさまじかった」と圧倒 息子役には緊張と喜び

役所広司の息子役を演じた吉沢亮。演技を絶賛された役所は「褒めてくれて立派な息子!」と喜んでいた。

2022/11/22 22:35

吉沢亮

映画『ファミリア』(2023年1月6日より全国公開)完成披露上映会が21日、都内にて開催。

主演の役所広司をはじめ、吉沢亮、サガエルカス、シマダアラン、スミダグスタボ、ワケドファジレ、アリまらい果、成島出監督が出席した。吉沢は、役所の息子役を演じた感想や、演技を通じて学んだことなどを語った。


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■「家族」というテーマに挑んだ感動作

映画『ファミリア』完成披露上映会

現在、日本には約280万人の外国人が暮らしている。その中のブラジル人に光を当てた同作品は、実際に起きた事件などをヒントにした、いながききよたか監督のオリジナル脚本の映画化。成島監督が、フィクションとノンフィクションの境界線上のリアリティーを描き出した。

役所が演じるのは、陶器職人の神谷誠治。誠治の息子・学は吉沢が務め、誠治と知り合う在日ブラジル人青年・マルコスはサガエルカスが演じた。リアルな今を生きる3人の関係を軸に、独自の視野から「家族」という普遍的なテーマに挑んだ感動作が誕生。


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■佐藤浩市と一緒のシーンは「落ち着く」

役所広司

10年ぶりに成島監督の作品に出演した役所は「『10年間何をしていたんだ』って監督に言われないように頑張らないとって思いました(笑)」とにっこり。

続けて「久しぶりの成島組は緊張しましたけど、現場もいい雰囲気で、吉沢くんをはじめ、若者との仕事がとても楽しかったですね。でも、やっぱり同じ親父グループの佐藤浩市くんと一緒のシーンはすごく落ち着きました(笑)」と振り返った。


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■緊張もあったが「うれしかった」

役所の息子役を演じたことについて吉沢は「うれしかったです」とコメント。

「いつかはご一緒させていただきたいと思っていた方だったので、すごく緊張しましたけど、お芝居を通して学ばさせていただきました」と述べた。


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■吉沢に演技を褒められ歓喜

司会から、具体的に学んだことを聞かれると「何ていうんでしょう……。役としての立たずまい。その場に役の人間が存在しているというか。焼き物職人として、この人の日常はこれなんだっていう説得力がすさまじくてですね。すごかったです」と絶賛。

これに役所は「お父さんのことをこんなに褒めてくれて立派な息子ですね!」と喜んでいた。

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(取材・文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部

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