『ポケモンSV』レッツゴー機能の隠された仕様　殺戮マシーンが手を止めるのは…

Nintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』から実装された新機能「レッツゴー」。じつは隠れた秘密があったようで…。

■便利な神機能「レッツゴー」

同作では、オープンワールドかつシンボルエンカウントということもあり、道中の戦闘が過去作に比べて非常に少なく、「無駄な戦闘」も減らせる。一方で、今作では野良ポケモンを倒すと「おとしもの」を落とし、これらを使ってわざマシンを作る…といった形式になっているため、戦闘するかどうかのバランスを各自で調整する必要がある。

そんなときに便利なのが「レッツゴー」機能。手持ちの先頭のポケモンを野良ポケモンに向かって繰り出し、自動で戦闘してくれるというもの。体力が半分以下になると自動で帰ってきてしまうのと、入手経験値数が少ないという点を除くとかなり便利な神機能なのだ。

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■「戦闘狂」になってしまう弱点も

しかし、「レッツゴー」機能は便利な機能である反面、指示を出すと手持ちのポケモンが一気に「戦闘狂の殺戮マシーン」に早変わりしてしまうのだ。初めてみたポケモンや、捕まえたいポケモンでさえも片っ端から自動で倒してしまう。

そのため、初めて通る道路では「レッツゴー」機能はなるべく使わないほうが無難かもしれない。たまにしか現れないレアポケモンを勝手に倒されてしまったときの無念はかなりツラいに違いない。

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■色違いは倒さない

そんな中、ユーザーらの研究によって「レッツゴー」機能では「色違いポケモンは倒さない」という仕様が発見された。「色違いポケモン」とは、1/4096の確率で登場するカラーリング違いの超レアなポケモンのことだ。

今作はシンボルエンカウントということもあり、色違いポケモンを見つけやすい…と言われているのだが、それでも色違いを見つけたら捕まえたいというのがポケモントレーナーというもの。それを「レッツゴー」機能で倒さないようにしてくれる…というのは、かなり嬉しいところだ。

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■あえてレッツゴー

ちなみに、色違いポケモンの中にはカラーリングの違いが微細でわかりにくいタイプのものもいる。そういったポケモンに対して、あえてレッツゴーをすることで色違いポケモンか普通のポケモンか否かを判断するという活用方法もあるようだ。

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』関連の記事は「ポケモンSV」で配信しているため、チェックしてほしい。

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（取材・文／Sirabee 編集部・北田力也）