ファミマで販売開始の「ダウンジャケット」 買いorスルーを正直にジャッジした

ファミリーマートで販売された「ダウンジャケット」。早速その実力を試すため、Tシャツ姿でビルの屋上へ…。

2022/11/24 05:15


22日からファミリーマートの一部店舗で販売が開始された「コンビニエンスダウン」。コンビニで販売される本格アウターに注目が集まっているが、その着心地や、機能性は。実際に購入して試した。


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■都内の一部店舗で販売開始

これまでTシャツや下着、ワイシャツなど、急な宿泊時等に重宝がられてきたコンビニアパレルだが、このたびファミマに登場したのはダウンジャケット。取り扱いは現時点では東京都内の一部店舗のみで、22日から順次販売が開始されている。

ファミマ公式サイトには販売店舗一覧が掲載。それを見るとビジネス街が広がる中央区、新宿区、港区、渋谷区の主要駅周辺店舗が中心にリストアップされていた。スーツスタイル時に推したい商品なのかな!?


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■値段は6,990円

記者は港区内のとある店舗に直行。そこは22日昼時点で売り切れだったが、そもそも入荷数が少なかったようで、駅の反対側にある別店舗に行くとまだ在庫があった。商品展開はブラックカラーのみでMサイズとLサイズの2パターン。サイズ的にはメンズ想定のようだ。

店内にはハンガーにかけられたダウンジャケットがあり試着できる仕様。コンビニで服の試着できる時代になるとは…。値段は6,990円とやや高めだが、アウターとしては想定内の金額とも言える。早速購入し店外で開封した。


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■フィット感と保温性は合格

服はスマートなシルエットで、羽織るとちょうどいいフィット感で着心地が良く、冷たい風にも耐えられるほどの暖かさを感じる。

着用テストは寒風吹きすさぶビルの屋上にてあえてTシャツだけという状態で行ったが、見た目以上に保温性が高くポカポカ。十分戦力になるアウターだ。

しかし、生地自体は一般的なダウンジャケットに比べると、だいぶ薄く感じた。そのせいか、出した直後は圧縮されていた時のシワが残っており若干貧相にも。見た目的に、もうちょっと綿がパンパンになっているほうが「ダウンを着ている」感覚になるだろう。またカラバリも1色はやや寂しい。オシャレ度はいまいちな感じだ。

しかし、そもそもこのダウンはそんな見た目より、機能性を重視したアイテムであると言える。


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■「手洗い可能」「高い撥水性」

服には表生地と裏生地はナイロン100%、中綿はポリエステル100%と表記がある。

「ダウン」と言うからには水鳥の羽根が中に入っていると想像してしまうが、中綿は「AIR FLAKE with RENU」という人工羽毛を使用。このあまり聞いたことがない素材、じつは高い保温性、そして「手洗い可能」という特徴を持っているのだ。ダウンジャケットは手洗いできないタイプが多いため、これは使い勝手がかなり良さそう。

さらに表面の生地は「ダントツ撥水(はっすい)」という、水滴が生地の上をコロコロ転がる抜群の撥水性と、家庭洗濯を100回繰り返しても撥水力が維持する耐久性を兼ね備えた素材を使用。つまり突然の風雨時の防寒具として活躍するのだ。

そして左ポケットにも秘密があり、ポケットの中に襟や袖などを詰め込んでいくと、レインコートくらいのサイズにぎゅっと圧縮できる。バッグにも入れやすいサイズで、そんな高い携帯性も特徴の一つとなっている。

以上、購入後の感想をまとめると、おしゃれ用に購入するにはイマイチだが、「今日寒すぎ…」「ヤバめの雨降ってきた…」的な“緊急時”購入するのは大いにアリだ。

ちなみにユニクロで販売している同シルエットのダウンはだいたい6,000円程度とコンビニエンスダウンより1,000円ほど安い。しかし使い勝手の良さと、携帯性、そして何より24時間買えるメリットには一定のニーズがあるだろう。今後どんな発展を遂げていくか、非常に期待が高まるアイテムの第一弾と言えそうだ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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