和の鉄人・道場六三郎氏の「極上おにぎり」が最高 ガチでハマるおいしさ…
道場六三郎氏が作る「極上のおにぎり」。実際に作ってみると…。
“和の鉄人”として知られる道場六三郎氏。YouTubeチャンネル『鉄人の台所』では、真似したくなる家庭料理の作り方「神業レシピ」を投稿している。その中で、もっとも人気の「極上おにぎり」2種を実際に作ってみた。
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■簡単便利な「ふりかけ醤油」
まずは、「ふりかけ醤油」から。使う材料は、かつお節20g、醤油50cc、一味唐辛子(七味)適量、炒りごま適量。ボウルなどにかつお節、醤油を入れてなじませる。
醤油をしぼったら、キッチンペーパーに広げて電子レンジで2〜3分加熱。水分を飛ばしてサクサクにして、手でよく揉んでパウダー状にする。
一味唐辛子と炒りごまを加えたら「ふりかけ醤油」の完成。おにぎりだけでなくふりかけとしても使えて、サラダやから揚げにかけてもおいしいとのこと。瓶などに入れたら1ヶ月ほど保存できるのも嬉しい。
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■おにぎりが小さい理由
あとは濃いめの塩水を作り、小さなおにぎりを握ったら、ふりかけ醤油にまぶせば完成だ。この「小さく握る」というのが意外に難しい…。
おにぎりが小さい理由は、40年ほど前に銀座のクラブで働く女性たちが化粧した状態で大口を開けずに食べられるからなのだとか。通常、おかかといえばおにぎりの中に入っているが、道場氏は「中にあると食べづらい」と話す。
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■たくあんと梅干しで作る「梅たく」
続いて作るのは「梅たく」で、材料はたくあん50g、梅干し1個、お酢、海苔。たくわんを5mm角にみじん切りしたら、酢水で洗って独特のニオイを消す。梅干しの種を取り除いて叩いたら「たくあん2:梅干し1」の割合で混ぜる。「梅たく」はおにぎりだけでなく、イカの細切りと和えておつまみにしてもおいしいとのこと。
あとは、おにぎりの中に入れて海苔で包んだら完成だ。
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■気になる味は…
おにぎり全体におかかがついているため、味のバランスも良く、「中身だけ先に出てくる」といった食べづらさも感じない。ピリッとくる一味、ほのかな炒りごまの香りもおいしい。
梅たくはシンプルながらも奥行きのある味に仕上がっていて、たくわんの香りを消しているからか梅ともうまく調和している。どちらのおにぎりもおいしいが、個人的には梅たくを推したい。
どちらも非常に上品な味わいで、まさに「極上おにぎり」。動画のコメント欄には「自分にとっておにぎり革命です」「ちっちゃいおむすびかわいい」「おかか自体はホントにカリカリで美味しかった」の声があがっている。一度試してみてほしい。
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■和の鉄人が作る「極上おにぎり」
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)