EXIT・兼近大樹、防衛費予算増で未来予想 「ゲームつえーやつが国に…」
EXIT・兼近大樹が、防衛費の増額についてコメント。将来的にはゲームが強い人に期待が寄せられる…?
お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が、24日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。増税の意向を示す政府に、求めたいことを主張した。
■増税の提案
ロシアによるウクライナ侵攻もあり、国防に関する話題に世間の注目が集まっている。政府関係者によると、今年度の防衛費当初予算は約5.4兆円で、5年後には約11兆円に積み上げたい意向が政府にあるという。
また、今月22日に発表された防衛力強化に向けた有識者会議の報告書では、防衛費増額分の財源確保のため“増税”が提案されていた。
物価が高騰する中での増税の負担に対し、「これ以上庶民から取られるのはきつい」「それは嫌」と不満を抱く人の声が噴出している。
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■兼近が政府に求めること
番組はこの話題に注目し、防衛費に関連する議論が行われた。
意見を求められた兼近は、「現実的に防衛費いらないってことにはならないとは思うんでもう、だからあるところから取るっていう分にはもうしょうがないのかなっていう」と、増税は避けられない考えを示す。
現在の防衛費については、「細かく何に使ってるのか、そもそもある5兆円を。そういうの分かんないし」と、用途が不鮮明であるという所感を述べ、「倍にしたら何にどれぐらい使うんだろうっていう算出を出してくれるのかというか」と、増額した防衛費の使い道がきちんと示されないことを懸念。
「我々個人でも法人でも、多分レシートとか、細かく出してるんですよ」と、国民は活動に使用したお金を明示していると言い、「それを国もやってくれたら、納得ある程度できんのかなっていう」という考えを語った。
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■増税には「諦め感」
番組内では、増税することの是非や、必要な防衛費の金額について議論される。
その中で兼近は、「(税金を)増やしてほしくないっていうのはすごい僕もそうですし、今(国が)使ってる分から移動させてくれよとは思いますけど」と本音を吐露。
しかし、「どうせ増やすじゃん、っていうこの諦め感。なんか今はごちゃごちゃ言うけど、何年後かには、どうせ増えてるじゃん、っていう、この諦めは正直自分の中にはあるんで」と続け、増税してほしくないという願望は叶わないだろうと思いをにじませた。
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■ゲームが強い人に期待?
番組のゲストに招かれた元防衛大臣政務官の松川るい氏は、他国から国を守ることについて、「ドローンだとか無人機だとかサイバーとか」いわゆる「非対称な能力が必要」と、単純な武力以外の能力も求められていると話す。
これを受けた兼近が、「ゲームがめちゃくちゃつえーやつが国に囲われる日が来るかもしれない」と、自身の考えを伝えると、松川氏は、「そうなんですよ」「今ねそれやろうとしてる」と反応。
想像した未来を明かして、「そういういろんな特殊性っていうのを、大切にできるっていう意味では、新たなものが見えてくるのかなっていう感じはしましたね」と、これまでにない価値が生まれる可能性について言及した。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)