茂木健一郎氏、話題の“公園廃止”に「共感できない」 行政の判断に苦言も
ツイッタートレンドにもなった“公園廃止”の話題で、茂木健一郎氏が住民サイドと行政を批判。
脳科学者の茂木健一郎氏が2日、自身公式ツイッターを更新。ツイッターでトレンド入りするなど注目を集めた“公園廃止”の話題に、「まったく共感できない」などと持論を述べた。
■「まったく共感できない」
茂木氏は話題の元になったニュース記事を引用し、冒頭から「ダサい一部住民」とチクリ。いきなり強い言葉を投げかけると、「まったく共感できない」と断じ、続けて「こどもたちかわいそう」とこどもへの同情を示す。
また、一部住民の要望に沿って廃止を決めた行政の判断も、「行政の判断もおかしいよ。無視しろよ。無視。にんげんの全体を見ろよ」と厳しく批判した。
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■多数の共感も一部反論が
これに対しフォロワーからは、「こどもの遊べる場所が屋内しかなくなってしまいますね。酷い話だ」「この選択をする地域に未来はないと思います」「公園でこどもが声を出すことを禁止している先進国ってあるの?」など、遊び場を失うこどもたちへの同情が殺到。
一方で、「権力持ってるのは年寄り何だから仕方ない」「迷惑を訴えることの何がダサいんでしょうか?」など、住民サイドへの理解を示す声も一部見られている。
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■賛否両論でトレンドに
話題の元になったのは、同日昼頃に配信された地方紙の取材記事。同記事には、長野県長野市の公園が、来年3月をもって“廃止”されることが決まったとの内容が記されていた。
この理由となったのが一部近隣住民のクレームで、記事には公園を管理する市担当者の「多数のこどもが訪れ、かなりの音が出ていたことが、廃止の一因であることは事実」とのコメントが。
すると、これがツイッターで賛否入り乱れる議論となり、一時トレンド入りするなど話題になったのだった。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)